運命とは
私は運命というものを「あらかじめ決まっている将来」という風に捉えてはいない。
運命があらかじめ定められているのなら、これほどつまらない人生は無いと思うからだ。
「現在の自分」とは、過去の選択肢の連続を積み上げた結果であり、「未来の自分」とは未だに選択をしていないのでこれから存在していくものだと思う。
私の考える運命とは、自分の選択肢によって変わる未来のことである。
そして運命はその人の考え方によって選択肢が異なると考えている。
自分の人生を良いものにしたいと考える人であれば前向きな考え方を持って人生を捉えるであろう。
そこで自然と、こういう風に生きたいと思ったり、目標ができたりするだろう。
その目標に向かって毎日を一生懸命生きていれば、振り返ればそれが人生となり、必ず得たいものは得る事ができる。
それが私の考える運命というものである。
自分を見る自分
私は子供の頃から
キャラクターとしての自分
プレイヤーとしての自分
この2人の自分が頭の中にいる。
父親がゲーム好きで、物心ついた頃にはゲームに囲まれてきた記憶があり、その影響でなのかもしれないが自分はゲーム脳というやつになっている。
キャラクターとしての自分は今ブログを書いている自分であり、この世界を生きていく自分である。
学校に通い、大学を卒業すれば就職をして社会人になるというシナリオが用意されているゲームのキャラクターだ。
友達と遊んでいたら楽しいし、身内の不幸には悲しむ。ゲームの中のキャラクターが「自分はゲームのキャラクターだ」とは気づかないように自分の世界を楽しんでいる自分。
そしてプレイヤーとしての自分。
ゲームをプレイする様にキャラクターを操っている自分である。
今回のゲームは地球という舞台に降りたキャラを操作する自分。
友達と喧嘩して泣いている自分を俯瞰して「あ、自分は今泣いているな」や上司に怒られている時は「この自分は怒られているな」など、どこか他人事のように感じる感覚である。
この感覚を小さい頃から持っていたので私は感情的になる事があまりなかった。
自分だけなのかと不安に思うこともあったが、今はこの感覚のおかげで「何でもできる」と感じるようになった。
何事も挑んでみないと経験値は稼げない。
この広い宇宙の中の地球の中の日本という国に生まれた77億9500万分の一の自分。
どれだけ大きいことをして死んだとしても世界はなんら変わらない。
そういう視点を持つ事ができれば自ずとなんでも怖くなくなる。
どうせ100年もすれば今生きている人はみんないなくなる。だからこそ何でもできる。
日本という自由の国に生まれたチャンスを手に入れたからこそ、このゲームを思い切り楽しんでやろうと思う。
コロナウイルスによって変わる世界
全世界がコロナウイルスの感染により、「ロックダウン」「空港の機能停止」「ソーシャルディスタンスの徹底」等、今までに経験したことのないような状況に陥った。
これにより全世界からの外国人の入国がほぼ100%遮断し、観光業界・飲食業界は壊滅的な打撃にあった。
国内コロナウイルス関連の倒産企業は現時点で364件にもなるそうだ。
感染症の対策により人と人の距離は離れ、リモート会議やオンライン授業が当たり前となる社会がやってきた。
そこで感じただろう。
会議や授業は離れていても可能であると。
今まででもインターネットを使えばリモートで行うことが出来るが、その必要がなかった。
これはコロナウイルスによって社会的距離を保たねばならなくなった環境が生み出した確信だと思える。
今回のウイルスは無くなるものでないのであれば、この状態が続くであろう。
これによって生まれてくるサービス、そして無くなっていくサービスが多くあるだろう。
これを踏まえて全世界の人々がどう考えて生きていくのか、自分も楽しみながら生きていこうと思う。
人生に正解はない
人生に正解はない。
この世界で生きている人間ひとりひとりに人生がありますが、その人生は自分以外歩むことはできないです。
人は生まれてから死ぬまでに何をするか、全て自分が選択していく事になります。
大きくなっていくにつれて自分が好きな事、嫌いな事がつくられてくるし、向き不向きも出てくると思います。
子供の頃にはしたいことをしたいって言えたのに、大人になるとしたいことをしたいって言えず、したくないことを我慢してするようになりますよね。
周りの目を気にして、それに合わせるようになります。
自分を殺し続けると仕事が嫌になって、それに嫌と言えず毎日憂鬱な気分で過ごすようになる人が多い日本ではないでしょうか?
そこで質問です。
あなたはどう生きたいですか?
そのように生きることができていますか?
周りに合わせて生きていたら、自分にも嘘をついて生きるようになります。
人生は本当に短いと思います。
その中で自分がしたいことを選択することができたら、心はすごく楽になります。
仕事を続けていくのが正解、辞めたら不正解?そんなのは誰かがつくった幻に過ぎないと思います。
そんな誰かがつくった基準なんて放っておきましょう。
自分の人生を生きるのは自分なのですから、生きたいように生きましょう。
誰のせいにもせず、自分が選択を繰り返して生きていきましょう。
死ぬこと以外かすり傷 箕輪厚介
私は自分の人生を考え直して第二の人生を歩もうとしているのですが、それに向けて行動の指針が定まってきました。その中で出会った本がこの本です。
私は箕輪厚介の「死ぬこと以外かすり傷」を読んで初めて自分の考えを発信することを決めました。
頭で色々考えても行動しなければ意味が無い。
何を考えていようが行動するかしないかで人に差ができる。
世の中の働き方が変わりつつある社会の真っ只中にいる我々は、これまでの考えや成功体験に頼って生きていくことが困難になるでしょう。
今までになかった職業や、ロボットの開発によって人間の代わりとなる職業がいくつも出てくる。
その中で職を失う会社、人間が存在してくるでしょう。その中で、今そしてこれからの若者はどこへ向かうのだろう?
「死ぬこと以外かすり傷」を読んで自分には足りない熱を感じた。
キーワードは「熱狂」。
生きていくことに大切な事はどれだけ自分の心が動いてそれを求めるか。
つまり熱狂できるか。
世の中の20代の若者はしたいことがないと言うけれど、好きなことはあるはず。
それを熱狂して周りが引くほど没入し続けることで道が見えてくるのではないだろうか。
時間はすぐに過ぎてしまう。自分が気づいた時にはもう遅い。
まだ20代とは言っても寿命まで生き続けられる保証はどこにもない。
明日事故で死ぬかもしれないし、5年後に病気で死ぬかもしれない。
自分が余裕を持って生きている間にも死はいつやってくるか分からない。
死が目に見えた時、人は後悔しないだろうか?
自分はもうすぐ死ぬのにしたいことをしていない。
人生が何回もあるのならいいけど、1回きりしかないのだから自分がしたいことをしたくないだろうか?
日本という国で生きている我々は衣食住で困ることは少ないだろう。
でも先進国だからといってお金があることが幸せだということはない。
自分にとっての幸せとは何だろうと考えて、幸せになるための行動をしよう。
こういうことを考えるとすごくワクワクしてくるし、動きたくなってくる。
今、自分がしていることを苦痛と言って毎日過ごしている人がいるのなら、少しずつ幸せとは何かを考えて行動していってはどうだろう?
「死ぬこと以外かすり傷」を読んで私は確かに動かされました。
最後にこの本の締めくくりに使われている言葉を送って終わります。
未来は明るい。バカになって飛べ!